バイク文化を広げるための種を蒔き育てたい

  1. Eメジャーで行こう!

競争の時代から共闘の時代に
「県オートバイ事業協同組合」の発足

バイクブームと言われた頃から販売台数も10分の1に減少している中で、メーカーから新車を仕入れるのも専門店化や店舗規模が条件になったり、車両も部品も流通チャンネルが大きく変化していきました。それに加え、ネットに情報が溢れ、趣味が多様化する今、個人経営が多いバイク販売業界が存続していくには、いかにバイクの魅力や個々のお店の個性を発信できるか、その上でどれだけユーザーの希望に応えていけるかが鍵になってくると思います。それには販売台数や店の規模を競い合うライバルという感覚とは別に、業界全体を底上げするためのバイク店同士の横のつながりが必要不可欠だと考えています。いわば厳しい状況を乗り切るために一緒に闘っていく仲間なんだという意識ですね。そんな思いを具体化したのが、県内のバイク販売店40店舗が連携する「県オートバイ事業協同組合」の発足です。

「県オートバイ事業協同組合」は、西部二輪会が先導役になって10年越しでやっと全県組織として立ち上げることができました。40年前のバイクブームの頃は、メーカーも新型車両を競って発表し、メーカー同士の競争も激しかった。ホンダとヤマハの熾烈な争いは「HY戦争」などと呼ばれたほど。静岡県西部のバイク店同士もライバル感が強い時代でした。しかし、その頃から30年ほど経って、代替わりや新しいお店の参入もあり、古いしがらみも薄れて、連携して業界を盛り上げるために組織したのが「西部二輪会」。そこから活動を全県に広げようと声をかけ続け、中部・東部の販売店のしがらみの雪解けを待ち、今年やっと静岡県全県にわたる組織としてスタートできたんです。

ユーザー、バイク店
それぞれの幸せを追求

先に述べた流通チャンネルの変化や販売台数の減少で、業界の将来への危機感は大きくなっています。研修会や講習会を通じて接客やバイクに関わる法令などを学べる環境を作って、まずは個々のバイク店の健全経営を目的に掲げて、そのために組織だからこそできることを考えていきます。現状ではコロナの影響で開催できないですが、収束したら展示会やツーリングイベントなども共催したいですね。

あと、例えば浜松のユーザーが伊豆にツーリングに行って何か車両にトラブルがあった時、組合加盟店なら安心して修理に持ち込めるとか、業界全体で顧客満足度を向上させたい。ユーザーに「夢見るバイクライフ」を提案できるようになっていきたいです。

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フィギュアの造形・特殊メイクからバイクのカウリングの型抜きまで・・・アナログなモノづくりが趣味。
バイク店店長の経験を持つグラフィックデザイナー。

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