未来へつなぐ元気のバトン、今回は袋井市で市民活動グループのサポートをしている協働まちづくりセンター「ふらっと」のセンター長、山鳥さんにお話を伺います。山鳥さんは文化活動の普及に長年たずさわり、「ふらっと」のセンター長として地域の市民団体を応援し、協働のまちづくりを進める活動を行っています。山鳥さんに市民活動の現状や、これからのまちづくりなどについてお聞きしました。
袋井市協働まちづくりセンター「ふらっと」センター長
山鳥裕子さん

初めて暮らす土地で「つながり」を支えに
私が市民活動に携わることとなったのは、平成7年に袋井市が掲げた「日本一健康文化都市」構想がきっかけの一つです。その施策の一環として、生涯学習講座を企画する「健康文化俱楽部」というグループに参加しました。今までに無かった様々な講座をメンバーと共に企画し、多くの受講生が参加しました。委託期間が終わってからも、受講生から継続の希望があり、私と同志1名で新たに「健康文化クラブ」を起ち上げ活動を広げました。平成15年に法人化し現在に至ります。私は大阪の出身で音楽を専門としてきたので、合唱講座やコンサートの企画を通してネットワークができました。琴、フルート、書道、パソコン、色彩心理、気功、ヨガ、太極拳、ハイキング、スポーツ吹矢、英語、ドイツ語、中国語、体操、えんぴつ画、ビーズ、リサイクル、フリーマーケット、交流ツアー、歌声広場など多岐に及び、17年間のつながりの歴史があります。


