自然の中に身を置くことの大切さ、「地球大学」で学べることの喜びを伝えたい。

  1. Eメジャーで行こう!

シーカヤックで単独日本一周をしたり、古代の舟で海を渡ったりと、普通の生活の中では得ることのできない貴重な体験を積み重ねている鈴木さん。3万年前の人々の暮らしに想いを馳せ、自然と向き合う暮らしをする鈴木さんには、今のコロナの影響を受けた日常はどんな風に映るのか、早くも夏を感じる浜名湖湖畔で、冒険譚とともにお話をうかがってきました。

冒険家/浜名湖シーカヤックスクール主宰
鈴木克章さん

コロナ禍で
失ったものと得たもの

正直いうと、当初、自分の生活の中ではコロナは全く係わりのない話のようでした。それは、私の生活や意識が「人」より「自然」の方に向いていたからだと思います。さまざまな制限がされていく中で、初めて自分の暮らしの中にも影響が出てきた感じでした。
我々の世代は、日本が戦後の復興を経て経済的に成長し、安定した社会に生まれ育ってきました。だから「明日も今日と同じような平和な日がある」のが当たり前だと思ってたんです。それがこの「コロナ禍」で覆ってしまった。「当たり前の日常」って、こんなに簡単に崩れてしまうような「幻想」だったんですね。
現実に日常を失い、人とのコミュニケーションの基本である対面する機会を失っていく中で「コロナを移されるんじゃないか」「自分が移すんじゃないか」といった猜疑心や疑心暗鬼でポジティブな感情をも奪われていったような気がします。
対して、季節の移ろいや植物の成長、潮の満ち引きなど自然の営みは何も変わっていない。そこにいつでも身を置ける環境で暮らしている喜びを、今ひしひしと感じています。それがいかに大切な事か、大きな気づきを得られたと思っています。

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フィギュアの造形・特殊メイクからバイクのカウリングの型抜きまで・・・アナログなモノづくりが趣味。
バイク店店長の経験を持つグラフィックデザイナー。

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